2018年4月の橋梁通信創刊から丸7年を迎え、記念号を読者の皆さまのお手元にお届けすることができました。今日を迎えることができたのは、皆さまに支えていただいたからこそです。多くの方々のお顔が思い浮かびます。心より御礼申し上げます。誠にありがとうございます。
本紙はこの7年間、取材のため国内は全47都道府県に伺い、欧州と東・東南アジアも訪れる機会がありました。数々の現場で、世界・国内初の技術が使われていく様を間近にしました。その最前線では、DXなど最新技術とともに、昔と変わらぬ確かな技術・設計・現場・人間力があったことが、心に刻まれました。
7周年の節目に、中野洋昌国交大臣に単独インタビューし、佐藤信秋・梶原大介両参議院議員、各高速道路会社トップにお話を伺いました。順次、紙面で紹介いたします。
活字・出版文化の担い手として、書籍刊行にも引き続き力を入れて参ります。この7年の紙面を網羅した縮刷版2分冊を編集中で、「防食ソリューション2」も準備中です。また、橋梁界と市民をつなげるため、「架け橋」を意図して22年から「橋梁通信インスタグラム」を運営しています。
故伊藤學・東大名誉教授はじめ、これまで紙面にご登場していただいた方々から、多くの励ましをいただきました。「光る橋を生み出す旗振り役に」、「土木界、インフラ分野をリードして」などなど。
こうしたご期待に応えられるよう、皆さまから愛され、必要とされる紙面づくりにより励みます。引き続きのご支援をお願い申し上げます。
本紙社長 阿部清司
